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転職において前向きな志望動機とは?

ここに回答を求める人がいます:

これに対して勝手に回答します:

要するに、この質問者さんは「前向き」な志望動機を見つけたいのだが、出てこない、わからない、ということのようです。

採用する側から言うと、転職のほとんどは何らかの「後ろ向き」な理由が影響しているということは、わかっています。 今の職場に全く問題が無く、後ろ向きな要素が無ければ、普通は転職を考えない人がほとんどです。 それは、充分にわかっているのです。

では、なぜ、「前向き」な動機が求められるのかというと、やはり、前職の後ろ向きな要素ばかりを引きずっている人は、 新しい職場においても、後ろ向きな要素にばかり影響されて、充分に力を発揮して働いてもらえないのではないかと危惧するからです。 前のことは前のこととして、今後のことが重要なわけです。

この質問者さんは、前向きな志望動機を探すのが難しいと感じておられるようですが、それはちょっとした発想の転換で済むのではないでしょうか。 具体的には・・・・・・

<下へ続く>

ものごとは、何でも、両面があります。

例えば、給料が安すぎたという不満は、そしてそれが理由で転職するということは、 給料を上げたいという前向きな動機があるわけです。 そして、単に上げたいというだけではなく、どのようにして上げるか、 例えば、従来からのスキルを向上させるとか、新しいスキルを身につけるとか、仕事の効率を上げるとか、或いはもっと単純に、より多くの仕事をするとか、 そういったことの裏付けや意思があれば、それは充分に前向きと言えます。

また例えば、仕事がつまらなかったという不満は、それは本人の努力でもどうにでもなるというのをちょっと横においておけば、 より高度な仕事をしたいという前向きな動機に置き換えられるわけです。 もちろん、高度な仕事をするための本人の努力が伴っていれば、より一層、説得力があります。

そういった感じで、ものごとの両面を捉え、 ネガティブな面と、ポジティブな面とを認識し、 ポジティブな面を意識するようにしていけば、 これは転職だけでなく、日々の仕事や行き方そのものにも良い影響を与えるのではないでしょうか。

もっとも、最近では、前向きな志望動機を述べるということは、 転職志望者にとっては広く行き渡った常識となりつつあり、 採用する側も、それはそれでちゃんと聞くとして、 その裏側にある後ろ向きな面も、何とか聞き出そうといろいろ努力したりもしていますので、 むしろ、後ろ向きな理由も少しくらいは見せてくれたほうがかえって安心できたりもしますが。

要は、程度問題ですね。 過ぎたるは及ばざるが如し。前向きにしても、後ろ向きにしても。

回答日時: 14:25 UTC, Sunday, 14 June 2009

ジャンル:ビジネスキャリア/転職

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